【﨑津集落】世界遺産になった集落の歴史と魅力

観光スポット

天草市は2022年現在8.3万人ほど人口の熊本県天草地方の市で、熊本県下では熊本市・八代市に次いで3番目の人口を擁する離島となっております。

離島とはいっても本土とは橋で繋がっているのでアクセスも悪くないです!

離島好きの方や、国内旅行でも普段と一味違った雰囲気の場所に旅行へ行きたい方にはぴったりではないでしょうか?

ではそんな天草市に行くならまずはこちら!といった定番の観光地「﨑津集落」をご紹介いたします!

これから天草に観光に行かれる方のためにもご参考になれば幸いです。

世界遺産の集落

画像引用元:ニッポン旅マガジン

比較的新しく2018年に「天草の﨑津集落」を構成資産に含む「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」として世界文化遺産に登録されています。

こちらの世界遺産は新しく制定されたこともありますが、そもそも熊本に世界遺産があったの?!(失礼)と思われている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

2015年「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」の構成資産である「万田坑」(荒尾市)及び「三角西港」(宇城市)に続き、

熊本が世界文化遺産として認められた二つ目の世界文化遺産になります。

しかも天草市としては初になります!

歴史的背景

もともと16世紀半ばに伝来したキリスト教は17世紀に入り厳しく弾圧されていきます。

踏み絵などで有名な隠れキリシタン、潜伏キリシタンと呼ばれる人々は、表向きは仏教徒、神道として共存しながらもキリスト教として信仰を維持し続けた人々のことをいいます。

 

世界遺産として登録された集落は全部で12か所あり、その中でも天草の【﨑津集落】は天草市河浦町に位置しており、他宗教と共存しながら信仰を続けた集落として特に評価されています。

﨑津集落の魅力

①海の教会

この集落には﨑津教会という1934年に建てられたゴシック様式の教会があり通称「海の教会」とも呼ばれています。

ステンドグラスから差し込む光に包まれた空間に、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。

※参拝には事前予約が必要です

②混合した文化の街並み

神社のすぐ近くに教会がある景色というのはかなり不思議ですし、お墓も仏教徒と同じ墓地内にクロスの形をしたキリスト教の墓石もあり、なかなか見れない光景だと思いました。

他宗教と共存せざるを得ない、当時の特殊な環境が生んだ奇跡的な街並みは一見の価値ありです。

③穏やかな気候、風土

漁村の中に佇む、歴史を感じさせる家々や、漁村ならでといったところの餌に集まる野良猫など、都会や人が多い場所が苦手な方にはうってつけの場所だと思います。

以上で世界文化遺産である﨑津集落のご紹介を終わります。

これ以外にもまだまだ天草市の魅力は尽きませんので今後もご紹介させていただきます!

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